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東大体操部部員日記

東大体操部の部員による日記です。

オーストリア・ドイツ旅行

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こんにちは。久しぶりの甲斐亘2年生です。理学部数学科に進学が決まりましたが履修登録をすっかり忘れてしまったためピンチです。登録変更期間を逃すとお終いです。
僕は9月17-28日にクラスの友達と3人でオーストリアとドイツに行っていました。
その旅の模様を報告します。

ウィーンの街並:

中央ヨーロッパの中心地、ウィーン。
僕らの旅はこの地から始まりました。
ウィーンの街並はすばらしかった。
家々は緑や赤や黄の淡い色をした壁に規則正しく窓が並び、屋根は一様に赤茶色。
高層ビルは見当たらず、点在する教会の塔が街を見下ろします。

ハプスブルク家の夏の離宮だというシェーンブルン宮殿に行ったときには「You went away」事件が起こりました。
これは、かいつまんで記せば、どこかに行ってしまった手荷物預カウンターのおじさんに、ヤレヤレといった身振りとともに「You went away.」と言われたという事件です。これは大変心外でした。

ウィーンではこの時期、発酵しかけのワインを「シュトゥルム」と称して喜んで飲みます。
シュトゥルムは、飲んでみると、微炭酸のジュースでした。おいしいです。おすすめです。

ウィーン最大の繁華街、ケルントナー通り。
カフェーやブティックで賑わいます。
そしてここには変な名前の土産屋「Mostly Mozart」が3店舗もありました。モーツァルトの顔入りの商品が半分くらい、モーツァルトと関係のない商品がもう半分でした。


ミュンヘンのビアホール:

ビール王国、ミュンヘンにはビアガーデンやビアホールがいくつもあり、
100年以上の歴史を持つものもいくつかあります。
僕らが訪れたホーフブロイハウスもそのひとつです。
店の中はまだ昼前だというのにビールを飲みに来たドイツ人で賑わっていました。
ドイツ人たちは1リットルのジョッキをケロリと飲み干し、新しいジョッキが来るたびに威勢よく乾杯しなおしていて、とても楽しそうでした。

町外れにある英国式庭園を縦断する川は流れの速いことで有名らしいのですが、
ここではミュンヘンの若者たちがサーフィンを楽しんでいました。
近くに掲示板が立っていて、何だろうと思って読んでみると
「遊泳およびサーフィン禁止」とありました。


風邪:

ニュルンベルク滞在中に風邪を引いてホテルで1日寝込みました。
前日に雨の中で歩き回ったのと、慣れないのに無料だからといってホテルのサウナに入ったのが原因だと思います。
いや、部屋の空気が(友人の言葉を借りれば)「味がする」ほどジメジメしていたのが原因かもしれない。
ともかく、体を起こして座るのも辛いほどだったので、言葉の通じない異国の地でひとり、というのはものすごく心細かったです。


ローテンブルクの様子

金融都市フランクフルト・アム・マイン:

フランクフルトはヨーロッパの金融・経済の中心地。
見上げるとひっくり返ってしまいそうなほど高いビル群がリンカンのビを競っています。
ドイツ銀行やコメルツ銀行やドレスデン銀行がたくさんありました。
ANA や JAL や JVC といった日本企業も見かけました。
長いことで有名なフランクフルトソーセージを屋台で注文したら二つに切られて出てきたのは悔しい思い出です。
ゲーテ像も佇んでいました。ゲーテハウスはその日だけ休業日でした。
しかし印象に残っているのは何といっても証券取引所 FWB です。
僕らは FWB の前に立ち、これがドイツの兜町かと感慨に浸りつつ建物に一歩足を踏み入れてみると、玄関から先は部外者立入禁止だったので僕らは悄々と引き下がるしかありませんでした。

ブルとベアの銅像

それから、もっと感動したのはEZB、欧州中央銀行です。
欧州中央銀行の本店はどうせブリュッセル辺りにあるのだろうと高をくくっていた僕は、街中に突如として現れた大きな「€」のモニュメントを見て「してやられた」と思いました。
そして、ひとつトリシェ総裁にでも挨拶していくかとユーロタワーに一歩足を踏み入れてみると、見るからに強そうな警備員にマークされてしまったので、退却しました。


また、マイン川の南側で1mりんごワインを注文したのも思い出深いです。

・・・・・

「1メートルりんごワイン?!」
日本人観光客3人は飲み屋の看板の「1m」の解釈をめぐって混乱の渦に巻き込まれた。
「次元が2つ足りないじゃないか!」

いくら知恵を回らせて見ても、これはという回答は見出せない。
「仕方ない、ここは思い切って注文してみるか・・・・・。
これお願いします!! ダス・ビッテ!!」

店の女主人、応えて、
「1メーターりんごワインね?わかったわ。 アイン・ミーター・アプフェルヴァイン? ヤー」

「・・・・・」

「・・・・・」

メーターって発音した!!

そうです。それは本当に1メートルのりんごワインだったのです。
こうして出てきたりんごワイン。1メートルの印象が強すぎて味については良く覚えていません。


ビジネスクラス:

飛行機は行きも帰りももちろんエコノミークラスだったのですが、何の間違いか帰りのソウル-成田間のチケットを空港で受け取ってみるとビジネスクラスになっていました。
ビジネスクラスの乗客は空港にある専用ラウンジが使えます。ここでは各種飲み物が飲み放題食べ物が食べ放題イスもフカフカで至れり尽くせり、飛行機の座席もひろびろとしていてボタンひとつで斜めになったりベッドみたいになったりイスに戻ったりするし食事は立派だしヘッドホンの耳あて部分のスポンジははじめから取り付けてあって文句のつけようがありません。これなら確かに高い金を払う価値があると思いました。お金持ちになったらまた乗りたいです。

おわりに:

むこうは日本よりもずっと寒くて、日本は最低気温20度ほどなのにドイツでは最低5度・最高14度ほどでした。日本ではTシャツを着ていてもドイツ・オーストリアに行くときはコートを持っていかねばなりません。僕はその辺りの認識が不十分でちょっと苦労しました。皆さん旅行するときには気候の違いに気をつけましょう。

写真は載せ方がわかったら改めて載せます。[11月11日 写真追加・加筆しました。]

次は海外旅行に行った人や運転免許をとるのに苦戦した人がいたらその人が書くといいでしょう。