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東大体操部部員日記

東大体操部の部員による日記です。

読書家になりたい平井

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皆さん、お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。
主将の平井です。

最近とても寒いです。どうやら全国的に寒波が到来して、各所で降雪や積雪が観測されたそうですね。
インスタのストーリーで、高校同期が載せる全国津々浦々の雪景色の写真を拝見させていただいております。

私は、高校で弦楽部の同期だった友人の演奏を聞きに仙台に行きました。もう今後は忙しくて行けなくなっちゃうかもしれないので、最初で最後の機会だと思って行きました。
さらに、東北大体操部の練習にも参加してきました。とても楽しかったです。

さて「文豪の平井」という、私のブログへの重すぎる期待を前回の清水くんのブログでいただきましたが、部活・バイト・就活で(というより時間の使い方が下手で)多忙なのであんまりたくさん書けません。(実は、wordA4数十枚の下書きをしていたのですが、十分に推敲できませんでした。)ご期待にお答えできず、甚だ遺憾です。
お伝えしたいことはいっぱいあります。特に最近は寝ても覚めても部活のことばかり考えて、それにまつわるいろんなことを(運営とか人間関係とか、さらには俄か哲学的なことまで)絶えず考えさせられています。あとは、就活とか将来設計のこととかですかね。本を読んだり動画を見たり人と話したり(多分実際はこれのせいで忙しい)して、自分の考えが洗練されたり変わったりしています。
思索に思索が重なって、持論が形成されてきているので、いつか開陳するかもしれません。ブログは順番を飛ばしても良いらしいので、やる気と時間ができたら書こうと思います。(「いやお前どうせせんやろ」って、心の中のリトル平井が言っている気もしますが、、)

今回は、大会の報告を二つと、少しばかり体操とは関係ない個人的な近況の報告を取り上げます。

1. 大会報告その一
-第37回霜月杯-

日時:11/11(金)-13(日)、会場:横浜国立大学体育館

競技結果(入賞のみ、種目別等は省略)
・男子団体:5位
・女子団体:優勝
・女子個人総合:渡邉優勝、鈴木2位

今年は喜ばしいことに3年ぶりに霜月杯が開催されました。コロナ禍の到来後初めてで、現役は初めての霜月杯でした。
男子については、全日本インカレ出場者は霜月杯には出られないということで、私も含め全カレ出場者4名は応援に専念しました。4年生の拓未さんは七大戦後も練習を重ねて、大学はじめ優勝を獲得しました。
女子については、全員が素晴らしい演技を披露し、他の大学を圧倒する点数で団体優勝をし、特に1年生にして、1,2位を掻っ攫った渡邉、鈴木の二人には頭が上がりません。濱田も大学はじめ2位を受賞していました。
霜月杯は、関東圏の大学間の交流ができる大会で、とても盛り上がっていました。来年も楽しみです。

2.大会報告その二
-令和4年度三校戦-

日時:12/2(金)-3(土)、会場:横浜国立大学体育館
 
競技結果(入賞のみ、種目別等は省略)
・男子団体:優勝
・女子団体:優勝
・男子個人総合:大塚優勝、平井2位、中村3位、清水4位
・女子個人総合:鈴木3位、渡邉4位

今年は東大主管でした。なかなか運営がうまくいかない点もありましたが、横国・京大の皆さんや審判の皆さん、お手伝いいただいたOBOGさん方のおかげでなんとか終えられました。感謝感激です。これからもこの三校のつながりを大切にしていきたいです。
東大の部員みんなも、運営しながら競技もよく頑張ったと思います。
男女とも団体優勝できてよかったです。男子個人は、霜月杯に出なかった4人が上位を独占する形でしたね。

各大会の詳細結果についてはホームページの掲載と、春部報という冊子でする予定なので、そちらをご確認いただければと思います。

応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
ここからさらに個々の磨きをかけて、来年度のインカレや七大戦に一丸となって臨んでいきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

3.個人的な近況(読書について)

最近、というか大学生になってから、バイトで貯めたお金で本をたくさん読むようになりました。
直近では、日本の現代文学を数冊読みあさっています。

その中で、(たくさん紹介したい本はあるのですが、)一つ強くおすすめしたい本があります。
それは私が一昨日読んだ、朝井リョウさんの『何者』という小説です。有名な本なので、ご存知の方も多いかもしれません。
手に取ったのは、直木賞(2012年下半期)受賞作だったからで、文庫化もされていて手頃に買えたからなのですが、ほんとに読んで良かったなあと思える本でした。

本の魅力を伝えるのは非常に難しいですが、端的にネタバレしないように、その本の魅力を言うと、自分の持っている他人の評価とか自分自身の評価とかについて、改めさせられるような内容でした。自分ってまだまだ浅いなあと痛感しました。

ちなみに、なんと偶然にも就活生を主人公にして就活の内容を扱った小説で、ちょうど就活をする自分には重なるところがあってとても刺さりました。たまたまこのタイミングで読もうと決めた自分に感謝です。こんな大学生いるよなあとか共感できる点も多くて、なんどかクスッとなったところもありました。ぜひみなさん、特に大学生・就活生には読んでみてほしいです。
面白くて1日で読み終わったので、読みたい方いたらお貸しできます。

本って良いですね。読書をしている時間は幸せです。
本には、(韻を踏んでいるとかそういう話じゃなくても)作家の独特のリズムやテンポがあるような気がします。やっぱり有名な作家とか、お気に入りの作家とかは、ストーリーとか関係なく、読むと心地良くなります。
ストーリーについては、本全体の寓意ももちろんそうなんですが、作家はたいてい一つの本で伝えたいことはおそらく一つじゃなくて、いろいろな思案が作中に散りばめられています。共感できる考えだけじゃなくて、自分に新たな視点を与えてくれるような考えに出会えた時は感動します。

読書っていう行為を少しばかり考察してみると、出版社を捨象すると、筆者と読者の二者の間のコミュニケーションですね。ただ、二者の間に成り立つとは言っても一般的なコミュニケーションとは大きく異なります。読者にとっては非常に贅沢なんです。筆者の目線で考えると、本にしたいほど伝えたいことがあって、数百ページに及ぶ大作であっても一言一句が練りに練られています。なのに、一方の読者は、どんな読み方をしてもいいと。買ってから長く放置していつ読んでも許されるし、しかも何度も反芻できるんです。しかも読んだことで、筆者に返答なんかしなくていいし、筆者と関係ないようなところで批判する人もいます。また、筆者はある程度読者を想定しても最終的にどんな読者にわたるかということをコントロールできず、時代や地域を越えて、例えばホメロスの叙事詩なんかも現代を生きる我々は嗜むことができるのです。普段のもちろん一般的な、量産される日常の会話やSNSにもそれはそれで良さがあると思いますが、読書でしか体験できないような良さは多いと思います。

みなさん、おすすめの本があれば教えてください!
小説(純文学、大衆文学)でも、学術的な本でも、自己啓発本でも大好きです。お待ちしております。

それでは、次回のブログをお楽しみに。

3年 平井