2022.09.02(金)15:03
あと2週間もしたら引退ブログっていう微妙な時期に4年生に回ってきたよな
JUGEMブログで開く本ブログ執筆経験者きっての文才の持ち主である、敬愛する某先輩のブログタイトルを真似てみました。しかし残念ながら、そんなことで文章が上手くはなりません。
こんにちは。4年の梶谷です。
今回は、最初に新入部員の皆さんとの関わりについて少し思いの丈を語ったあと、先日行われた全日本インカレについて報告し、最後に引退に向けた体操への取り組みについて再び自分語りをしたいと思います。今回は、何字になるでしょうか。
さて、新入部員の自己紹介もほとんど終わり(8月に新たにインカレ入部してくれた2年生については、今暫くお待ちください)、東大体操部の新たな活気が皆さんにも伝わっている頃かと思います。そして、盛り上がってきた新生体操部を尻目に、来週月~水に仙台で行われる七大戦を以って我々4年生は引退となります。いや、早いですね。寂しいですね。自分がもう少しで「OB」という立場になってしまうことが、折に触れて頭に浮かんではぞっとしています。
僕には、2年半ほど前から「その年の1年生とちゃんと仲良くなってから引退する」という目標がありました。東大体操部は入部が6月、引退が9月頃なので、うかうかしていると新入生と十分な交流が持てる前に残念ながら引退を迎えてしまうことになります。1年生の立場から見ても、入学・入部から間もない頃、環境の変化に適応するのに必死な(?)4か月間を共にしただけでは、なかなか3つも上の代と仲良くなるのは難しい部分があったりすると思います。
失礼な話ですが、何なら僕は3つ上の代が引退するまでの部活の記憶がほとんどありません。それぞれの先輩との距離が縮まったのも、彼らの引退後だったように思います。1つ下、2つ下の代に聞いてみても、やはり引退前の4年生が1年生と深く関わるのは難しいような印象です。何なら、僕が今の2年生全員ときちんと関わるようになったのも、去年の4年生が引退した後です。
そんなこんなで上記のような目標を掲げていたわけで、新歓期から今まで、僕は意識的に新入部員の皆さんとコミュニケーションを取ってきたつもりです。皆さんの中で、「こいつは喋りやすいな」という印象を持ってもらえていたら嬉しく感じますが、どうでしょうか。願わくは、仮に僕が引退後全く顔を見せなくなったとしても、ちゃんと皆さんの記憶に残る、そんな4年生であれたらなと思います。
後輩への押しつけがましい思いを語ったところで、ここで全日本インカレの報告に入ります。今年の全カレは、三重県の四日市市総合体育館にて8/18(木)~22(月)に行われました。東大からは以下のメンバーの出場となり、男子5人の出場、女子の出場は何れも10年単位の快挙となりました。
3年清水がリザーブからの繰り上げで出場決定に至ったことで、男子の人数が、団体を構成できる最低数である5人に達しました。そのため東大が団体カウントとなる可能性も生じましたが、個人通過からの団体カウントには6人が条件であるということで、結局1つの個人班に5人が入る形となりました。もし団体になっていたら、初日夕方と2日目早朝に会場練、3日目朝に演技という地獄のスケジュールになっていたので、結果的にはラッキーでした。
サポートとしては、初日の会場練習から福田コーチ、4年樋口、2年塚田が現地入りし、夜に4年梶谷が合流する形となりました。当日の演技には、男子に福田さんと樋口、女子に塚田と梶谷が付きました。
さて、今回の大会は、東大男女が全く同じ時間帯に演技を行うという珍しい形となり、両方の演技を詳細に見ていた部員がおりません。よって、あまり細かい報告はできないのですが、私が代表してメンバーごとに結果と本人コメント、そして所感を述べさせていただきます。
まずは男子です。男子は、跳馬入りのローテでした。
安福 亮 99位 ( FX 9.933、PH 8.933、SR 6.700、VT 11.266、PB 9.866、HB 9.233 総合55.931 )
「ゆかの後方2回捻りは直前の合宿で特訓し、大コケすることなくまとめられました。ただ跳馬のカサマツでコケるなど悔しいミスもあったので、七大戦に向けそれぞれの技の完成度を上げていきます」とのことでした。個人的には、ゆかの2回捻りを急遽入れたために後方捻りの感覚が狂い、次節の1回捻りが1と1/4捻りの側方着地になっていたのが面白かったです(認定は無事に取れていました)。安福は伸身ツカハラが非常に上手く、跳馬の伸びに期待していたので、かつて実施していたという伸身カサマツが戻せたのは良かったと思います。次は、是非とも満足のいく実施で成功させてほしいです。
清水 駿太 108位 ( FX 9.666、PH 6.200、SR 8.200、VT 10.466、PB 8.733、HB 2.866 総合46.131 )
「今大会で初めて入れた平行棒の後ろ振り倒立や、跳馬のツカハラが成功できてよかったです。ただ平行棒と鉄棒の下りでこけてしまったり、あん馬で落下したりと満足いかない点も多かったので、七大に向けて重点的に練習していきたいです」とのことでした。清水はここ2年間の成長が著しく、リザーブとは言え全カレに出れるようになるとは入部時には想像だにしていませんでした。今回も、後ろ振り倒立にツカハラ、鉄棒の車輪宙など大会初挑戦の技を多く盛り込んでいて、失敗もあったものの、今後への期待が掛かる良い内容だったと思います。平行棒は私も生で見ていましたが、下り直前までの流れは驚くほど安定感があり、印象深い演技でした。
平井 雄基 103位 ( FX 9.866、PH 4.000、SR 8.800、VT 12.500、PB 9.000、HB 9.633 総合53.799 )
「跳馬で伸身カサマツ、つり輪で後ろ振り上がり十字懸垂が成功しましたが、ゆかの前方ダブルと鉄棒の伸身ダブルでは転倒しました。あん馬でミスをして慌て、技数が足りず大失点したのは猛省しています。安定した演技ができるように練習します」とのことでした。平井は、気付かないうちにいつのまにかどんどん上手くなっている選手です。今回も、伸身カサマツ、後ろ振り十字、前方ダブルに伸身ダブルと、大会初挑戦の技が盛りだくさんでした。満足いかない部分もあったようですが、七大戦ではそこを修正してくるのか、或いはまた別の挑戦を仕掛けるのか、非常に楽しみです。あん馬で落下が続いて冷静さを失い、技をやったつもりになって大減点を食らったというのも、どこか彼らしいエピソードな気がします。
大塚 海智 90位 ( FX 11.500、PH 9.966、SR 10.133、VT 12.266、PB 6.100、HB 10.200総合60.165 )
「平行棒でのミスが悔やまれますが、他の種目はミスなくまとめられました。つり輪では試合で初めてジョナサンを使えたので、七大戦ではヤマワキまで繋げたいです。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」とのことでした。平行棒では、ツイストで腕が曲がってバーに肩が付く失敗がありましたが、他は安定の実施でした。鉄棒も、東日本インカレでは序盤に珍しいミスが出てその後が大崩れしてしまっていましたが、今回は良い内容でした。つり輪のジョナサンは、試合初挑戦ながら非常に良い実施だったので、今後が楽しみです。合宿で調整していたムーンサルトも、確実に決めていました。
中村 太一 102位 ( FX 9.533、PH 8.200、SR 8.833、VT 10.366、PB 9.200、HB 8.066 総合54.198 )
「翻転が一応できてよかったです。今までで一番力を入れてきた技といっても過言ではないので、こうして公式の試合でギリギリ使えるようになったのが嬉しいです。クオリティをもっと上げるのと、倒立からの下ろしでもできるように頑張ります」とのことでした。高校始めながら2年生にして全日本で翻転倒立を披露するというのは、改めて驚異的な選手だと実感します。つり輪の演技終了後、ハイタッチのシーンで見せた安堵の表情が印象的でした。常に安定した演技を見せる印象が強いメンバーですが、今回も他の種目まできちんとまとめ、良い内容で点数が取れていたと思います。
次に、女子の報告です。女子は、法政大や横国大の個人選手と共に、ゆか入りのローテでした。
中川 智香子 68位 (VT 11.433、UB 6.566、VB 8.400、FX 7.633 総合34.032 )
「グループ、東と失敗した屈ツカが成功するかが今大会の全てと言えるほど練習し、跳ぶ前も死ぬほど緊張したので、成功して本当に良かったです。まだ2種目残っていたのですが、跳馬が終わった時点で試合結果には大満足でした」とのことでした。去年からひたすら練習を重ね、前2大会では辛酸を嘗めた屈身ツカハラは、当日の会場練習では足首を詰める場面もあって心配したものの、本番は見事な実施でした。跳躍のあと、喜びを爆発させる様子が非常に印象的でした。もう1つの関門だったゆかの2回捻りは転倒してしまいましたが、迷った末に挑戦できた達成感が大きかったとのことで、良い経験になったと思います。段違い平行棒での振りとびでも練習の成果が出せたり、無難な技のみでまとめにいった平均台で予想外の高得点が出たりと、学びの多い試合になったようでした。
私の感想としては、全ての演技をこの目で見られなかったのは残念でしたが、頑張るチームメイトを見て大いに刺激を受けることができ、良い経験になったと感じています。それから、女子個人の班には同志社大の選手もいたのですが、コーチで付いていた2年生の男子と仲良くなれたのも個人的には収穫でした。
さて、最後に、自分の体操の近況報告です。
最近よく、久し振りに会った人に「最近めっちゃ体操してるね」と言われます。その通りですね。これまで僕は、「体操は好きだけど全力を注いで取り組むほどの気力は無いし、義務練習だけ参加してそのときできることを無難に頑張ろう」といったほどの気持ちで部活に参加してきました。しかし、5月中旬を境に考えが一変し、それ以来「引退までできる限り多くのことにチャレンジし、七大戦で暴れまくりたい」と思うようになりました。
この心境の変化には色々と理由があるのですが、やりたいことに向かって猪突猛進する某後輩に感化されたこと、5月頭に鉄棒の振り上げ倒立が急に良くなってその日のうちに逆車と移行ができたこと(それまで、正規技は車輪と宙下り、それにかろうじて蹴上がり倒立しか持っていませんでした)、5月末の東日本インカレの男子団体を見ていて「あの場に自分もいたい」と強く感じたこと、そしてその翌日の国体予選で試合の楽しさを改めて強烈に感じたことなどが主な要因です。
それ以来、最低でも週4、時に週5~週6で練習するようになり、どんどん新しい技に取り組むようになりました。逆車と移行を合わせ、4月末と比べて全種目通算で20個以上技が増えています。
いや、体操めちゃくちゃ楽しいですね。今更ではありますし、今は頑張り始めの成長速度が大きいだけでどこかで頭打ちは来ると思いますが、とにかく今は体操が楽しくて仕方ありません。
そして、先日の七大戦試技会では、散々作戦を立てて準備を重ねた結果、何とか団体メンバー最後の枠を勝ち取ることができました。今年の男子団体は、全カレメンバー5人に僕を合わせた6人です(圧倒的疎外感)。
七大戦での目標を簡単に述べると、ゆかと跳馬でやりたいことをやり切ることです。この2種目は昔から得意種目で、例えば3年前からほとんど変えずに続けてきた構成で安全に点を取りに行くこともできます。実際、試技会では、点数にこだわり続けた結果としてその道を選びました。しかし、引退試合でそれをしても何の達成感も無く終わってしまうと思います。
なので今のところ、ゆかはD-NDが0.6或いは0.9、跳馬はDが0.2上がる構成を目標としています。正直なところ、この2種目は最悪全ごけしても構いません。一番得意で一番努力し、一番苦労してきた2種目だからこそ、無難にまとめにいくよりも、最後にひと暴れしたい。そういう思いです。
他の種目については、あん馬ではa難度を1つ入れて8技、つり輪では振動静止を入れて正規技8技、平行棒でも正規技8技、鉄棒ではaを1つ入れての8技且つ終末ダブルが目標です。
それから、少し話がずれますが、最近は外部との交流モチベもなぜかとても高まっています。グループ予選と東日本を機会に北大や法政大の皆さんと一気に距離を詰め、7月にジョイにいった際に千葉商の某体操日記の人にすり寄り、一橋体操部にも何度かお邪魔して部員の皆さんに猛アプローチを掛け、最近は、明大の4年生達とも仲良くさせていただきつつあります。同志社大の皆さんとも、先日の交流をきっかけに関わりを持てたらいいですね。
さて、今回はこんなところでしょうか。話題が3つもあった割には、5,000字強で終わることができそうです。優秀ですね。
次回は引退ブログになるでしょう。タイトルは「新章、開幕」とかでしょうか。以前からトレ体では宣言している通り、10種競技選手としての生活が始まりますので、今回のブログは6種競技者としての最後のものになります(もっと他にラベリングの仕方あるだろ)。
ということで、七大戦、楽しんでいきましょう。団体メンバーの皆、戦力には殆どなれそうになくて申し訳ないですが、一緒に戦うのを楽しみにしています。他大同期大学始めの同志たち、一緒に大暴れしてやりましょう。
では。
4年 梶谷 拓未
こんにちは。4年の梶谷です。
今回は、最初に新入部員の皆さんとの関わりについて少し思いの丈を語ったあと、先日行われた全日本インカレについて報告し、最後に引退に向けた体操への取り組みについて再び自分語りをしたいと思います。今回は、何字になるでしょうか。
◆◆◆◆◆
さて、新入部員の自己紹介もほとんど終わり(8月に新たにインカレ入部してくれた2年生については、今暫くお待ちください)、東大体操部の新たな活気が皆さんにも伝わっている頃かと思います。そして、盛り上がってきた新生体操部を尻目に、来週月~水に仙台で行われる七大戦を以って我々4年生は引退となります。いや、早いですね。寂しいですね。自分がもう少しで「OB」という立場になってしまうことが、折に触れて頭に浮かんではぞっとしています。
僕には、2年半ほど前から「その年の1年生とちゃんと仲良くなってから引退する」という目標がありました。東大体操部は入部が6月、引退が9月頃なので、うかうかしていると新入生と十分な交流が持てる前に残念ながら引退を迎えてしまうことになります。1年生の立場から見ても、入学・入部から間もない頃、環境の変化に適応するのに必死な(?)4か月間を共にしただけでは、なかなか3つも上の代と仲良くなるのは難しい部分があったりすると思います。
失礼な話ですが、何なら僕は3つ上の代が引退するまでの部活の記憶がほとんどありません。それぞれの先輩との距離が縮まったのも、彼らの引退後だったように思います。1つ下、2つ下の代に聞いてみても、やはり引退前の4年生が1年生と深く関わるのは難しいような印象です。何なら、僕が今の2年生全員ときちんと関わるようになったのも、去年の4年生が引退した後です。
そんなこんなで上記のような目標を掲げていたわけで、新歓期から今まで、僕は意識的に新入部員の皆さんとコミュニケーションを取ってきたつもりです。皆さんの中で、「こいつは喋りやすいな」という印象を持ってもらえていたら嬉しく感じますが、どうでしょうか。願わくは、仮に僕が引退後全く顔を見せなくなったとしても、ちゃんと皆さんの記憶に残る、そんな4年生であれたらなと思います。
◆◆◆◆◆
後輩への押しつけがましい思いを語ったところで、ここで全日本インカレの報告に入ります。今年の全カレは、三重県の四日市市総合体育館にて8/18(木)~22(月)に行われました。東大からは以下のメンバーの出場となり、男子5人の出場、女子の出場は何れも10年単位の快挙となりました。
| 男子 | 女子 | |
| 4年 | 安福 亮 | |
| 3年 | 清水 駿太 | |
| 平井 雄基 | ||
| 2年 | 大塚 海智 | 中川 智香子 |
| 中村 太一 |
3年清水がリザーブからの繰り上げで出場決定に至ったことで、男子の人数が、団体を構成できる最低数である5人に達しました。そのため東大が団体カウントとなる可能性も生じましたが、個人通過からの団体カウントには6人が条件であるということで、結局1つの個人班に5人が入る形となりました。もし団体になっていたら、初日夕方と2日目早朝に会場練、3日目朝に演技という地獄のスケジュールになっていたので、結果的にはラッキーでした。
サポートとしては、初日の会場練習から福田コーチ、4年樋口、2年塚田が現地入りし、夜に4年梶谷が合流する形となりました。当日の演技には、男子に福田さんと樋口、女子に塚田と梶谷が付きました。
さて、今回の大会は、東大男女が全く同じ時間帯に演技を行うという珍しい形となり、両方の演技を詳細に見ていた部員がおりません。よって、あまり細かい報告はできないのですが、私が代表してメンバーごとに結果と本人コメント、そして所感を述べさせていただきます。
まずは男子です。男子は、跳馬入りのローテでした。
安福 亮 99位 ( FX 9.933、PH 8.933、SR 6.700、VT 11.266、PB 9.866、HB 9.233 総合55.931 )
「ゆかの後方2回捻りは直前の合宿で特訓し、大コケすることなくまとめられました。ただ跳馬のカサマツでコケるなど悔しいミスもあったので、七大戦に向けそれぞれの技の完成度を上げていきます」とのことでした。個人的には、ゆかの2回捻りを急遽入れたために後方捻りの感覚が狂い、次節の1回捻りが1と1/4捻りの側方着地になっていたのが面白かったです(認定は無事に取れていました)。安福は伸身ツカハラが非常に上手く、跳馬の伸びに期待していたので、かつて実施していたという伸身カサマツが戻せたのは良かったと思います。次は、是非とも満足のいく実施で成功させてほしいです。
清水 駿太 108位 ( FX 9.666、PH 6.200、SR 8.200、VT 10.466、PB 8.733、HB 2.866 総合46.131 )
「今大会で初めて入れた平行棒の後ろ振り倒立や、跳馬のツカハラが成功できてよかったです。ただ平行棒と鉄棒の下りでこけてしまったり、あん馬で落下したりと満足いかない点も多かったので、七大に向けて重点的に練習していきたいです」とのことでした。清水はここ2年間の成長が著しく、リザーブとは言え全カレに出れるようになるとは入部時には想像だにしていませんでした。今回も、後ろ振り倒立にツカハラ、鉄棒の車輪宙など大会初挑戦の技を多く盛り込んでいて、失敗もあったものの、今後への期待が掛かる良い内容だったと思います。平行棒は私も生で見ていましたが、下り直前までの流れは驚くほど安定感があり、印象深い演技でした。
平井 雄基 103位 ( FX 9.866、PH 4.000、SR 8.800、VT 12.500、PB 9.000、HB 9.633 総合53.799 )
「跳馬で伸身カサマツ、つり輪で後ろ振り上がり十字懸垂が成功しましたが、ゆかの前方ダブルと鉄棒の伸身ダブルでは転倒しました。あん馬でミスをして慌て、技数が足りず大失点したのは猛省しています。安定した演技ができるように練習します」とのことでした。平井は、気付かないうちにいつのまにかどんどん上手くなっている選手です。今回も、伸身カサマツ、後ろ振り十字、前方ダブルに伸身ダブルと、大会初挑戦の技が盛りだくさんでした。満足いかない部分もあったようですが、七大戦ではそこを修正してくるのか、或いはまた別の挑戦を仕掛けるのか、非常に楽しみです。あん馬で落下が続いて冷静さを失い、技をやったつもりになって大減点を食らったというのも、どこか彼らしいエピソードな気がします。
大塚 海智 90位 ( FX 11.500、PH 9.966、SR 10.133、VT 12.266、PB 6.100、HB 10.200総合60.165 )
「平行棒でのミスが悔やまれますが、他の種目はミスなくまとめられました。つり輪では試合で初めてジョナサンを使えたので、七大戦ではヤマワキまで繋げたいです。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」とのことでした。平行棒では、ツイストで腕が曲がってバーに肩が付く失敗がありましたが、他は安定の実施でした。鉄棒も、東日本インカレでは序盤に珍しいミスが出てその後が大崩れしてしまっていましたが、今回は良い内容でした。つり輪のジョナサンは、試合初挑戦ながら非常に良い実施だったので、今後が楽しみです。合宿で調整していたムーンサルトも、確実に決めていました。
中村 太一 102位 ( FX 9.533、PH 8.200、SR 8.833、VT 10.366、PB 9.200、HB 8.066 総合54.198 )
「翻転が一応できてよかったです。今までで一番力を入れてきた技といっても過言ではないので、こうして公式の試合でギリギリ使えるようになったのが嬉しいです。クオリティをもっと上げるのと、倒立からの下ろしでもできるように頑張ります」とのことでした。高校始めながら2年生にして全日本で翻転倒立を披露するというのは、改めて驚異的な選手だと実感します。つり輪の演技終了後、ハイタッチのシーンで見せた安堵の表情が印象的でした。常に安定した演技を見せる印象が強いメンバーですが、今回も他の種目まできちんとまとめ、良い内容で点数が取れていたと思います。
次に、女子の報告です。女子は、法政大や横国大の個人選手と共に、ゆか入りのローテでした。
中川 智香子 68位 (VT 11.433、UB 6.566、VB 8.400、FX 7.633 総合34.032 )
「グループ、東と失敗した屈ツカが成功するかが今大会の全てと言えるほど練習し、跳ぶ前も死ぬほど緊張したので、成功して本当に良かったです。まだ2種目残っていたのですが、跳馬が終わった時点で試合結果には大満足でした」とのことでした。去年からひたすら練習を重ね、前2大会では辛酸を嘗めた屈身ツカハラは、当日の会場練習では足首を詰める場面もあって心配したものの、本番は見事な実施でした。跳躍のあと、喜びを爆発させる様子が非常に印象的でした。もう1つの関門だったゆかの2回捻りは転倒してしまいましたが、迷った末に挑戦できた達成感が大きかったとのことで、良い経験になったと思います。段違い平行棒での振りとびでも練習の成果が出せたり、無難な技のみでまとめにいった平均台で予想外の高得点が出たりと、学びの多い試合になったようでした。
私の感想としては、全ての演技をこの目で見られなかったのは残念でしたが、頑張るチームメイトを見て大いに刺激を受けることができ、良い経験になったと感じています。それから、女子個人の班には同志社大の選手もいたのですが、コーチで付いていた2年生の男子と仲良くなれたのも個人的には収穫でした。
◆◆◆◆◆
さて、最後に、自分の体操の近況報告です。
最近よく、久し振りに会った人に「最近めっちゃ体操してるね」と言われます。その通りですね。これまで僕は、「体操は好きだけど全力を注いで取り組むほどの気力は無いし、義務練習だけ参加してそのときできることを無難に頑張ろう」といったほどの気持ちで部活に参加してきました。しかし、5月中旬を境に考えが一変し、それ以来「引退までできる限り多くのことにチャレンジし、七大戦で暴れまくりたい」と思うようになりました。
この心境の変化には色々と理由があるのですが、やりたいことに向かって猪突猛進する某後輩に感化されたこと、5月頭に鉄棒の振り上げ倒立が急に良くなってその日のうちに逆車と移行ができたこと(それまで、正規技は車輪と宙下り、それにかろうじて蹴上がり倒立しか持っていませんでした)、5月末の東日本インカレの男子団体を見ていて「あの場に自分もいたい」と強く感じたこと、そしてその翌日の国体予選で試合の楽しさを改めて強烈に感じたことなどが主な要因です。
それ以来、最低でも週4、時に週5~週6で練習するようになり、どんどん新しい技に取り組むようになりました。逆車と移行を合わせ、4月末と比べて全種目通算で20個以上技が増えています。
いや、体操めちゃくちゃ楽しいですね。今更ではありますし、今は頑張り始めの成長速度が大きいだけでどこかで頭打ちは来ると思いますが、とにかく今は体操が楽しくて仕方ありません。
そして、先日の七大戦試技会では、散々作戦を立てて準備を重ねた結果、何とか団体メンバー最後の枠を勝ち取ることができました。今年の男子団体は、全カレメンバー5人に僕を合わせた6人です(圧倒的疎外感)。
七大戦での目標を簡単に述べると、ゆかと跳馬でやりたいことをやり切ることです。この2種目は昔から得意種目で、例えば3年前からほとんど変えずに続けてきた構成で安全に点を取りに行くこともできます。実際、試技会では、点数にこだわり続けた結果としてその道を選びました。しかし、引退試合でそれをしても何の達成感も無く終わってしまうと思います。
なので今のところ、ゆかはD-NDが0.6或いは0.9、跳馬はDが0.2上がる構成を目標としています。正直なところ、この2種目は最悪全ごけしても構いません。一番得意で一番努力し、一番苦労してきた2種目だからこそ、無難にまとめにいくよりも、最後にひと暴れしたい。そういう思いです。
他の種目については、あん馬ではa難度を1つ入れて8技、つり輪では振動静止を入れて正規技8技、平行棒でも正規技8技、鉄棒ではaを1つ入れての8技且つ終末ダブルが目標です。
それから、少し話がずれますが、最近は外部との交流モチベもなぜかとても高まっています。グループ予選と東日本を機会に北大や法政大の皆さんと一気に距離を詰め、7月にジョイにいった際に千葉商の某体操日記の人にすり寄り、一橋体操部にも何度かお邪魔して部員の皆さんに猛アプローチを掛け、最近は、明大の4年生達とも仲良くさせていただきつつあります。同志社大の皆さんとも、先日の交流をきっかけに関わりを持てたらいいですね。
◆◆◆◆◆
さて、今回はこんなところでしょうか。話題が3つもあった割には、5,000字強で終わることができそうです。優秀ですね。
次回は引退ブログになるでしょう。タイトルは「新章、開幕」とかでしょうか。以前からトレ体では宣言している通り、10種競技選手としての生活が始まりますので、今回のブログは6種競技者としての最後のものになります(もっと他にラベリングの仕方あるだろ)。
ということで、七大戦、楽しんでいきましょう。団体メンバーの皆、戦力には殆どなれそうになくて申し訳ないですが、一緒に戦うのを楽しみにしています。他大同期大学始めの同志たち、一緒に大暴れしてやりましょう。
では。
4年 梶谷 拓未