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東大体操部部員日記

東大体操部の部員による日記です。

北の国から

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こんにちは、2年生になっちゃった田中です。
 1つ前のブログの更新がギリギリ4/24だから、私は28日までですか。鬼畜すぎん、?25~27日までグループで、28日は2限~4限+バク転講習会ですよ?今日(4/25)出すしかないじゃん。タイトスケジュールで回しちゃってごめんね、29日祝日だから許して、。

 今回のブログでは、①近況と、②2月に行った北海道演習林の感想(ちょっと前の話だけどもう少し早く自分の番が回ってくると思っていたのでちょうど良いネタのはずだった)をお話ししたいと思います。

①近況
 前回ブログを書いたときはまだ怪我によりトレーニング三昧の日々だったようです。完全復帰したかと問われると、まだ痛むこともあるし、できていない技もあるし、答えは否ですが、しっかりアップをすればほとんどのことができるようになってきました。とはいえ、進歩はあまりありません。少し前に平均台の前宙おりの練習をしていたらまっすぐ走れなくて転げ落ちました。その影響か、最近は平均台とあまり仲良くできていません。倦怠期。あんまりいい話出てこないからさっさと次の話題に移ろう、うん。

②雪の森林に学ぶ~北海道演習林~
 2/14~18にかけて、北海道富良野市にある東大の演習林で行われた全学体験ゼミに参加してきました。ほんとは2/4~7で千葉演習林にも行くはずだったけど連絡見落として参加できなくなったのは秘密です。2月14日、始発で最寄りを出発して羽田空港へ向かい、確か9時台に旭川空港に降り立ちました。北海道人生初上陸です。バスで富良野に着くと、昼過ぎから実習開始。ここからはどんなことをしたのか簡単に書いてみようと思います。

~1日目~
 初日の実習は宿舎近くの林に入って雪の中を歩く練習と、様々な樹種の冬芽の観察を行うことでした。真冬の富良野の林ですから、雪がもう50cmとか余裕で積もってるわけですね。さすがにそこをずぼずぼ歩くのはシカくらいにしかできないので、スノーシューという、スキー板を短く太くしたような、圧力を分散させるための装具を履いて散策しました。こんな感じの。

 その林には落葉広葉樹が多く、丸裸の木がたくさん生えていたわけですが、よく見ると、春に芽吹くために力をためている冬芽が枝のあちこちについているんです。樹種によってその形や大きさが違って、クルミのそれは顔に見える、とか。きっと今頃瑞々しい緑色の葉っぱを芽吹かせていることでしょう。木の枝の太さによって葉の大きさがわかる、というのも面白いなと思いました。大きな葉っぱをつけるためには太い枝がいる、と。一見殺風景な冬の森林も、丹念に観察してあげれば様々な顔が見えてくるんですね。
 屋内に入り、冬芽に関する講義を受けた後、演習林の持つ森林資料館にて林長のお話を聞きました。東大は演習林で林業経営もしていて、白樺のなかま、ウダイカンバなんかは高く売れるそうです。
 この日のプログラムはこれでおしまい。雪の中でスマホをなくした子がいて、みんなでそれを大捜索して仲良くなりました。スマホをなくした場合、他の端末からappleやgoogleの(?)アカウントにログインすると音を鳴らしたりできるみたいなので、非常時には調べてみると簡単に見つけられるかもしれません。

~2日目~
 この日はこの実習のメインであると私が思っている、森林内でのシカの痕跡調査です。前日に練習したスノーシューを履いて、もっと本格的な山に入ってシカの足跡を追いました。運が良ければエゾシカの群れに出会えるかも、とのお話でしたが、見つけられたのは足跡、樹皮が食べられた/角で削られた跡、糞、集団で眠った跡、等々。それらから、ここで何をしていたのかな?と想像するのもまた面白かったです。シカには出会えなかったけれど、クマゲラ(キツツキのなかま)は生で見ることができました。木つついてました。
 この日入った森は前日の林とは比べ物にならないほどちゃんと山で、普通の斜面、の上に雪が積もったところを登ったり降りたりしました。登るのは、スノーシューの突起を雪に突き立てて頑張ればよいのでまだ良いのですが、降りるのは大変でしたね、じりじり歩こうとしてたけどずるずる滑るから、あーもうむりだー、と、おしりをついてテディベアみたいな格好で滑り台したことも数知れず、、、。何とか無事に下山することができました。そのあと、班で焚火を囲んでお弁当を食べたのですが、、、焚火の勢いが衰えるにつれて、お弁当を持っていた左手が凍えてきました。氷点下の世界だから当然です。尋常じゃない速度で冷たくなったご飯をかじかむ手で食べ、最後に付属のウェットティッシュに手を伸ばしたら……凍ってました。そりゃそうか。
探検の成果の発表会を終え、この日の夕飯はジンギスカン鍋でした。おそらく人生初の羊肉でしたが、クセも少なくおいしかったです。

~3日目~
 最終日はメニューが盛りだくさんでした。まず望遠鏡でオオワシやオジロワシが観察できるスポットに。遠くの木の枝に、でも裸眼でも確認できるほどの大きさの、(確か)オオワシが4羽並んでとまっていました。ちっっさいですが写真を貼っておきます。かっこよかった☆

 軽くダムの説明を受けた後、演習林の林業について学ぶ実習が始まりました。演習林が採用している林業の方法に従って、実際に伐採する木を選ぶ、という活動で、森の中を歩き回り、班で相談しながら木々の観察をしました。もちろんスノーシューを履いて雪の斜面の上で、です。
 最後に実際に木を切り倒し出荷する木材の形に加工する現場を見学しました。職員の方がチェーンソーを入れ、バキバキメリメリと音を立てて倒れる大木を見ていたら、(周りからは歓声があがっていたけど) 木に申し訳ないような気持になりました。かわいそう、というかなんというか。身の回りには本当にたくさんの木材製品があるけれど、それらすべてが木の命の犠牲の上にあるんだな、と思うと、食べ物と同じように感謝しつつ大切に使わなきゃな、と思いました。でも何より寒かったです。あの日の富良野の平均気温、-7.3℃だったらしいです。そこに立ち尽くしてたらそりゃ寒いわ。でも職員さんたちはたびたび、今年の冬はあったかいねぇと口にしていました。-30~40℃の世界を体験してほしかったな~、って。いや死んじゃう。

 演習林実習はここまで。そのあとは札幌まで移動して、北大のお友達のおうちで4日間ほど居候させてもらいました。札幌の街もなかなか面白かったです。何とか時代に屯田兵が開拓した云々で計画的に作られたから、碁盤の目状の街だーって習った記憶がありますが、本当に直交座標みたいで、交差点に北18西4とかって書いてあってそれが座標になるんですね。北大の子たちは座標だけ確認したら地図見ずに目的地までたどり着けるって言ってました。道がまっすぐだからとても遠くまで見えます。デメリットとしては、信号が多いことですね。1ブロック歩くごとに信号に引っかかるので、目的地見えてもなかなかたどり着かなかったりするそうです。皆さんも七大戦の時は時間に余裕を持った方がよさそうですよ。あと、試合会場の野幌は札幌からだいぶアクセスが悪そうです。時間に余裕を持ちましょう。3回くらい言っておきます。時間に余裕を持ちましょう。
 七大戦の頃は夏だから大丈夫ですが、2月は雪にも時間を取られました。雪とはいえ、富良野のふわふわの雪とは打って変わって、歩道にあるのは、日中に人々が踏みしめて夜のうちに再凍結し、アイスバーンになったような代物です。スノーブーツを履いていましたが何度も滑り、転びかけました。路面、落雪、と、注意しなければならないものが多すぎて、車に意識割いてる余裕がない。下手したらひかれそう。
水族館や動物園に行って楽しんでいるうちに、あっという間に滞在期間が終わってしまいました。濃い1週間だった。また夏にお邪魔します。

あれから2か月、合宿に試技会、追いコン、新歓行事等てんやわんやしているうちに、あっという間にグループ当日です。今日(4/25)、私は駒場で5限を受けてから、大荷物を携えて帰宅ラッシュにもまれつつ宇都宮へ向かいます。実はこのグループが私の大学初試合です。不安も大きいですが、少しだけわくわくする気持ちもあるような。みんなの演技を見るのを楽しみに頑張ろうと思います。
では、宇都宮でお会いしましょう、行ってきます!