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東大体操部部員日記

東大体操部の部員による日記です。

裏・霜月杯

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こんにちは。1年の津田です。
今回は、裏・霜月杯こと駒場祭での私の3日間についてお話ししたいと思います。
実は今年度の駒場祭の開催期間は11/24〜11/26で、霜月杯の開催日程と完全に被っていました。そのため、前々から駒場祭での出店が決まっていた私は霜月杯に出場することができませんでした。
駒場祭の3日間と言いつつも、始まりは8月に遡ります。その頃に、私に一つの相談が舞い込んできました。
「駒場祭で、ピザ出してみない?」
話を持ちかけてきたのは同じ寮に住んでいるH君でした。彼は、北海道の高校で調理科を卒業してから、3年ほど料理人として働いていて、今春に早稲田大学の文学部に入学しました。そういった経緯から、同じ一年生で寮では同期なのに、自分よりも3歳も年上なんです。
彼は早稲田大学の学生であるため、駒場祭で出店するために東大生の協力者とお店を運営するための人手が必要でした。そこで、寮内の人たちに声をかけ、私を含めた10人の有志が集まりました。
H君の作るピザは、本格的で驚くべき美味しさでした。その秘密は、彼のこだわりにあります。料理人としての経験を活かし、なんと6万円もするピザ窯を2つも購入し、生地やトマトソースは冷凍ではなく、近所のお店に外注していました。
そして準備日に駒場に行って出店場所を確認すると、銀杏並木から一本入った、8号館と10号館の間の人通りの少ない道でした。まさかの大外れ。ピザ窯を買ってしまった関係で1枚1000円で売らないと採算が取れなかったのですが、位置が悪すぎて赤字を覚悟していました。
まず1日目は、来場者が少なく、自分たちの店への呼び込みに苦戦。用意していたピザが余ってしまい、このままだとマズイという雰囲気がみんなの間で流れていました。
ただ、2日目は違いました。来場者が多く、私含めてみんなで呼び込みに奮闘。隣に出店していた店とも協力をして、銀杏並木のど真ん中で通り去る人たちに道を曲がることを懇願していました。結果、ピザは完売。さらに、駒場祭グランプリの企画である人気投票では、買ってくれた方に投票をお願いしていたことが功を奏し、中間発表でSale部門1位に輝きました。
そして、3日目。前日の中間発表で1位を獲得したことが評価され、客がたくさん押し寄せ、長い列ができました。午後3時の段階でなんと完売となり、無事に駒場祭グランプリSale部門の1位を手に入れました。私は前の2日間で呼び込みを頑張りすぎてのどを潰していたため、終日会計をしていました。
気になる収支ですが、最終的に3000円ほどの黒字になりました。こだわりすぎて膨らんだ経費と最悪な立地を乗り越え、なんとか赤字だけは避けることができました。食べに来てくれた1年生のみんなには感謝です。

最後に、体操の近況報告を行いたいと思います。10月頭に腰を怪我してヘルニアと診断されてしまい、OBOG戦・霜月杯とも出場することができませんでした。いまだに大会未出場を継続中です。そのため、柔軟・筋トレ・基礎の見直しを中心に練習を行っていました。ただ最近は回復傾向にあり、負荷なくできる技が増えてきました。来週末にある三校戦に出られるように頑張りたいです。

津田 弘基