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東大体操部部員日記

東大体操部の部員による日記です。

思い出話

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こんばんは。先日引退した4年の加野です。
引退に際してせっかくだからなにか書きたいな、と思っているうちにずるずると時間が…。
なんか今更感はありますが、体操部でのことを振り返ってみたいなーと思います。

1年生は楽しかった年。
入りたての時はとにかく体操が楽しくて、部活が楽しくて、特にSセメは授業中も早く部活に行きたい!って考えていました。
部の運営のこととか考えなくていいし、とにかく遊びに行くような感じで。
マネージャーから選手に転向して、福田さんが「計画通り」ってニヤニヤしていて、いつまでも倒立前転が怖くて清家さんに呆れられて、毎週土曜日はミニトラで福田さんを独占するという贅沢な練習をして、七大の前日練習でフロアで前宙するのが怖くて泣いて、まりん先輩に慰められて、古賀さんと西川さんにいじられて、オフの自主練でひらりんのおかげで初めて蹴上がりが上がって、霜月で初めて団体で回れて、しかも優勝して。割と思い出が盛り沢山です。

2年生は動いてなかった年。
春に肩を痛めて、足を使う練習ばっかりしていたらシンスプ&捻挫で器具ではやることがなくなって。今思うと、もっと早くリハビリに通っていればもっと練習できたのにな、と思うけどまあいいや。
後輩が入ってきて、どう接すればいいかわからず困惑。どうやって仲良くなったのかおぼえてない。というかこの年の部活のことはほとんどおぼえてないです。多分自分が何もしてなかったから。笑
唯一はっきり覚えているのは、怪我で霜月に出られなくて、横国のみーずが大学始めの部で表彰されているのを羨ましく見ていたこと。来年は自分も、と思いました。

3年生は苦しかった年。
3年ともなるといよいよ上級生という感じで、部全体のことを考えなきゃいけなくて。でも自分のことでいっぱいいっぱいでした。体操部を辞めたいと思ったことも何回もありました。幹部になった後でさえ。
私の同期はみんな本当に優秀で、優しくて、体操が上手くて、周りのことをよく見ていて、でも自分を顧みると、何もない。体操部に貢献できることが何一つない。自分が体操部にとってマイナスの存在でしかない、そう思いました。
いま考えると卑屈だなって思います。でもそのときにはそのときなりの苦しさがあった。辞めたい、でも後輩は可愛い、同期と一緒に引退したい、先輩方に恩を返したい、そもそも幹部だから辞められない。
あのとき私を体操部に引き留めて下さった皆さん、ありがとうございます。やめなくて良かったです。結果論だけど。
(後輩へ、もしこの先(あるいは今?)こんな感じで悩むことがあれば、人に話すといいと思います。やめるにしてもやめないにしても。私でもいいなら勿論喜んで聞きます。)

4年生は嬉しい年
コロナでほとんどつぶれてしまいました。まあそれでも私は満足です。最後の2週間、1年生の時みたいに体操が楽しかった!最後の練習はみんなで集まれたし。頑張ってくれた人たちありがとう。
そして先輩方がたくさんお祝いして下さって、とても嬉しいです(差し出がましいですけど、まだまだ募集してます笑)。あ、後輩からのお祝いも嬉しかったです!プレゼント、部屋に飾ってます笑

この間引退してからジョイに行ったら、ほとんど何もできなくてびっくりしました。勿論筋力が落ちたのはあるけど、自分に厳しくなれないっていうのが大きかった。
正直言うと、2年生以降は体操があまり好きじゃなかったです。だって怖いんだもん!!!技ができた時の喜びが、それまでの恐怖や痛みに勝ると思えなかった。
それでも引退まで体操を続けられたのは、周りの皆さんのおかげでした。
先輩方の温かい眼差しが、後輩たちの頼もしい声援が、同期が何度でも差し出してくれる手が、私をここにつなぎとめてくれました。

東大体操部が好きでした。今まで本当にありがとうございました。
これからも仲良くしてくださいね!

加野響子