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東大体操部部員日記

東大体操部の部員による日記です。

鉄棒ブーム

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こんにちは。3年の平林です。
気付いたらOBOG戦がちょうど2週間後となりました。出られる方は体調いかがでしょうか。
今日は鉄棒の車輪の話をしたいと思います。

車輪はツイストやホップターン、トカチェフ用車輪、コバチ用車輪、下り用加速車輪にスムーズにつなげるために、楽に、エネルギーのロスなく行えることが望ましいです。
理由ははっきりしていないのですが、そのためには胸、腰を当てずに倒立に上がってくる事が大事と言われていて、自分も、右に倣え、でとりあえずその車輪を実践しようと試みています。
僕は苦しい時ほど胸を当て、早めに手首を返すことでなんとか車輪を回します。逆に言えばエネルギー的に苦しくないときには胸を当てる必要がない、ということなので、胸を当てずに済む十分なエネルギーを得ればよいことになります。
固定点とバネと質点からなる振り子との比較をすれば、車輪では特有のヌキ・アフリという動作でエネルギーを得ているのがわかります。
冗長になりましたが、結論としてはヌキ・アフリで十分なエネルギーを得ればよい、ということになりました。

9月中旬に神戸、大阪、京都の合同合宿に参加させていただいたときに鹿児島からいらしていた京都大学体操部のOBさんに車輪を教わりました。その方から教わったのは、ほかの部位を利用したフクミと、ほかの部位を利用したフクミの解除です。
車輪のオシ・アフリ局面ではフクミ、ヌキではフクミの解除が必要です。
手を挙げた状態で、手を順手から逆手側に1/4回転させると肩甲骨が少し外側にずれる感触があります。この時、自然とフクミの姿勢になっていると思います。肩が丸まることで胸も連動して丸まるようです。
逆に順手から大逆手側に1/4回転させると肩が内側に回転し、胸が反りやすくなります。これがフクミの解除です。
フクミの解除には首の角度も重要です。顎をしまい、下を見てしまうと肩関節はそる側に自由に動きません。フクミの解除の時には顎をしまわずに前、もしくは上を見る方がよいそうです。
では逆にフクミの時には顎をしまった方が良い気がします。実際、田中佑典選手はコバチ車輪の一周前の加速車輪で顎をしめたまま鉄棒を超えます。しかし、2008年以降の選手は多くがただの車輪ではヌキ、もしくはヌキの直後から顎を上げ、鉄棒を見ています。身近な上手な人に聞いてみたところ、「バー見た方が怖くないし楽じゃない?」とのことでした。

まとめると、オシ・アフリではフクミのために手を若干逆手側に、ヌキでは前か上を見て手を若干大逆手側に回すのがよい、ということです。自分でやっている感触は今のところ良いのですが、正しいかどうかは分かりません。みなさんも色々試してみてください。

3年 平林

PS. 2日前の土曜日に、倒立でみぞおちをへこませると腰がまっすぐになることがわかりました。