2018.05.26(土)10:58
オワリはじまり
JUGEMブログで開くおはようございます。四年の下田です。
現在僕は栃木県体育館にいます。というのも、今日がいよいよ東日本インカレなのです!
昨日は会場でセットと前日練習をしてきました。今日は午前に藤波が、午後に男子団体が出場します。ぜひ応援よろしくお願いします!
東までの残り日数をずっとカウントしながら練習してきたのですが、いざ今日といわれると正直まだまだ練習不足なところがたくさんあるし、あともう何週間かほしいです。笑
ま、そんなことを言っていますが、この試合のためにこれまで団体で繰り返し話し合い、通し込んできました。高校からなので約6年間体操をやっていますが、こんなにひとつの試合のために考え、通し込んだのは初めてかもしれません。
さて、そんな東もついに今日です。
「44年ぶりに、全日本インカレに団体で出場する」。
今回のブログは、その目標に向けて進んだ半年間を振り返ろうと思います。
......................................................
「下田さん、来年青森大学が団体組めないかもしれません。」
当時2年生だった和毅に言われたその言葉が、全ての始まりでした。去年の今ごろ、東日本インカレのときです。
これは全日本インカレに東日本の二部校から進める3枠のうち、1枠が空くということです。昨年5位だった東大団体にとって、全日本が一気に現実味を帯びた瞬間でした。
ちなみに去年の3~5位は以下の通り。
3位 法政大学 311.9点
4位 防衛大学校 281.9点
5位 東京大学 276.3点
青大がいるといないとで、全日本のボーダーが30点も変わる状況です。
しかし、青大が団体組めないというのも確実な情報ではなく、4月に行われたグループ予選の競技部報がでるまではどうなるか分かりませんでした。
そんな中、去年の10月の幹部交代ミーティングから、僕は「全カレ団体出場」を目標として掲げてきました。ほかの人がどうだったかは分かりませんが、下級生のころの僕は部の目標を自分事としてあまり考えられたことがありませんでした(ごめんなさい)。それゆえ、この目標を口にしたとき、なるべく多くの部員が「自分事の目標」としてこれを共有してくれるといいなと思っていました。
今振り返ると、期待以上にこの目標に向けて協力してくれた部員がいました。いや、むしろ頼りない主将を力強く引っ張ってくれ、支えてくれました。本当に感謝しています。
その一方で僕の力不足で目標を共有しきれなかったなと思うところもありました。その反省は来年以降の代に託したいと思います。
そんなわけで目標をかかげ、3月の試技会でメンバー(うめちゃん、下田、ならやん、和毅、裕斗、洸太)を決め、各自東の目標点数を出し合いました。ここでの目標点は300に設定しました。
実は試技会のしばらく前から、洸太が目標達成のためのディースコアおよびEスコアの改善案を考えてくれていました。あれのおかげで、僕の中に具体的な点数への意識が出てきました。洸太はその後もグループやチェックの度に点数の計算をし、熱く対策を考えてくれました。とても感謝しています。
さて、目標を300にした訳ですが、青森が団体を組んだらこれでも到底足りません。
では青大がどうだったかと言いますと…。
お教えするためにグループ予選まで時を飛ばしましょう。
結論からお伝えすると、青森大学は団体を組めませんでした。そして東大は291.9点で予選を3位通過し、メダルまでもらいました!
このままの順位で東日本を通過すれば全日本出場です!!!
…しかし、物事はそう簡単にはすすみません。
予選通過できる7つの大学のうち第7位、明星大学が思わぬ伏兵だったのです。グループ予選のときこそ団体の最低人数である5人だけだったものの、明星には今年から非常に上手い一年生が入ったのです。それも1人ではなく2人も。
グループ予選の前後で、和毅や福田さんから明星の情報を得た僕らは相当歯をくいしばる気持ちでした。やれやれ、面白くなってきやがったぜ!
結局、東通過のボーダーは去年と同じ310点くらい、いや、下手をすると320か330まで行くのではないかというほど上がりました。
しかし、グループ後により具体的に各自の改善点と目標点を出してもらったのですが、それを集計した団体の目標点を計算してみると318.4点(グループの採点が基準)と、かなり希望のあるものでした。もちろんあん馬全員通って跳馬全員成功して全種目着ピ…の場合なのですが…。
この時点で奈良が各種目非常に安定した演技を行なっていました。というのも、彼は多くの種目で1本目にアップして2本目に通すことをルーティンにしていたのです。それを参考に、そこから東までの6週間は、団体メンバーは毎練習で1種目2本ずつ通し演技をすることにしました。疲労をためすぎてしまった人もいたと思いますが、ここでかなり通し力が上がったと思います。(その次の週から義務練の日だけにしました)
東の2週間前には、法政大との合同チェックを行いました。このタイミングでチェックができたのはとても有益でした。審判を快く引き受けてくださった先輩方、ありがとうございました。
講評を通して、あと2週間でできることとできないことがより浮き彫りになりました。また、東日本インカレの参考になる点がでて、これを踏まえてもう一度目標点を計算し直しました。
もうあとはひたすら通し、減点箇所を減らしていく作業です。最後まで走り抜けよう!
…と、そう思った矢先でした。東まであと11日と迫った5月15日、裕斗が鉄棒の練習中落下、右肘を脱臼したのです。
土曜練、法政チェック、月曜、火曜と、4日連続でオーバーワーク気味だったのもあると思います。僕の中で、点数ばかり考えて、怪我をさせないことが一番重要であることをどこか忘れていた節がありました。
裕斗はとても気合いを入れて頑張っていたので、余計につらい思いをさせてしまいました。深く反省です。1日も早い回復を願っています。
そのため、補欠の髙田を入れたメンバーで戦うことになりました。グループ後のミーティングでは、目標を自分事として考えられていないなと感じた髙田も、「裕斗に後悔させるような演技はしない」と気合いを入れ直しました。今回は彼のデビュー戦です!
......................................................
さて、そんなわけで迎えた今日です。
正直言って、なかなか険しい戦いです。バクチのような技をするメンバーもいます。痛み止めを飲んで出場するメンバーもいます。明星の一年生は聞いていたとおりめちゃめちゃ上手いです。
しかし、そんな状況だからこそ、もし勝ったら最高ではありませんか。
その「もし」を信じて、悔いのない演技をしてきます。
河野先生がおっしゃっていたように、試合を楽しんで、観客に成長した姿を見せてやろうと思います!
さて、メンバーと補欠それぞれに一言書こうかと思いましたが、そろそろふなちゃんの演技が始まるので、今回はこのあたりで終わろうと思います。
まずは応援を全力でしてきます!
それではまた。
4年 下田