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東大体操部部員日記

東大体操部の部員による日記です。

京大戦・三校戦

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こんばんは、四年の権です。

 先日、京都で開催された三校戦・京大戦について書きたいと思います。

 今回は、チームとしては今シーズン最終戦・私たち四年生には引退試合ということで、負けられないという思いで臨んだ試合でした。ただし、今年の京大もメンバーが揃っていたので、試合前はかなり競ることになるだろうと予想していました。

 私自身、前方一回ひねり・後ろ振り上がり十字・上向き飛越など、どうしても成功させたい技があったので、一ヶ月前くらいから怪我や食事などに気を使って調整していました。

 試合は床入りでした。

①床
 前の週に行われた霜月杯では入れていなかった前宙一回ひねりが構成に入っていたので緊張しました。ただ、本番では成功させることが出来ました。昨年から練習してきた技で、夏には同期の孫と金曜日にも練習していたのが懐かしいです。ただ、なかなか縦回転をつけるのが難しく、試合で使えたのは数えるほどだったので、引退試合に成功させることが出来、嬉しさ半分安心感半分でした。
 また、少し感覚が狂っていたロンダート→バク転→後方宙返りも霜月杯あたりから調子が良くなり、上手く実施出来ました。
 その他の技の出来も悪くなかったのですが、最後の前宙ハーフで着地をミスしてしまい、点数があまり伸びずチームに申し訳なかったです。

②鞍馬
 霜月杯で、普段ミスしない部分で失敗していたので、絶対に通すという気持ちで望み、結果的に納得の行く演技が出来ました 。
 Dスコアは低かったものの、ミスがなかったためか予想以上に点が出ていて試合後驚きました。

③吊輪
 ミスなく終われて、個人的にも満足のいく出来でした。
 演技中は気が付かなかったのですが、後でビデオを見てみると後ろ振り上がり十字がこれまでで一番良かったと思いました。
 吊輪は入賞を目指して練習してきたのですが、結果は7位で入賞には届かず悔しかったです。

④跳馬
 着地を狙いに行ったのですが、前に一歩でした。試合で着地を止めることの難しさを痛感しました。

⑤平行棒
 最終的には成功したものの、スイング倒立→宙返り降りの流れでミスしてしまいました。他の技が上手くいっていただけに残念です。
 不安のある平行棒鉄棒が最後ということで、体力的にもきつかったです。

⑥鉄棒
 何と言っても一番不安な種目でした。 今年1年一番力を入れて練習してきた上向き飛越しは何が何でも成功させるという思いで臨みました。

 性格的にあまり試合で緊張するタイプではないのですが、現役生活最後の演技ということで成功させなければと思い、緊張しているのが自分でも分かりました。

 最初の大振り出しをした瞬間、少し振りが小さいような気がして焦ったのですが、無心でバーを掴みに行き成功させる事が出来ました。
 引退して一週間経った今でも、バーをキャッチした瞬間は思い出せます。 ずっと忘れないでしょう。そのくらい自分にとっては大事な技でした。

すべての種目が終わったときは、いい形で試合を終わらせることができた安心感と、引退した寂しさとが入り混じった複雑な気持ちでした。

 午後の試合の応援も終わり、全体的に見て、京大には負けたかなというのが正直な印象でした。ただ、結果を見てみると1.3点差で勝利という大接戦でした。驚きと嬉しさでチームのメンバーと喜んでいる間、泣きそうなのを我慢していました。三校戦京大戦で優勝をチームで勝ち取り、現役生活を終われて良かったです。やはり団体戦で勝つことは気持ちいいものです。

 ここからは、個人的に印象に残った選手について書きたいと思います。

那珂:肩の怪我もありましたが、鉄棒・吊輪で安定した演技をしてチームの得点に貢献しました。得意の床・鞍馬も貫禄の演技を見せていました。

馬場:最近飛越が不調だったようですが、見事決めてくれました。夏にお互い励ましながら飛越しを一緒に練習していたので、お互い最後の試合で決めることが出来良かったです。

米田:一年生ながら個人総合2位という素晴らしい結果を残していました。特に跳馬は素晴らしかったです。吊輪の力技が苦手なようですが、この冬にしっかりトレーニングをして更に上を目指して頑張ってください。

日紫喜:当日は調子が悪かったようですが、鉄棒の車輪宙も実施し、ガッツを見せました。

 最後に、試合当日わざわざ京都まで応援にいらしてくださったOBOGの皆様ありがとうございました。
 また、私ごとではありますが、部活の先輩・同期・後輩の皆様に感謝を申し上げます。皆様の支えや励ましがあったため、四年間部活を続けられ、悔い無く引退することが出来ました。本当にありがとうございました。

 さて、早いもので、今シーズンの試合も終わってしまいました。現役部員の皆さんは、来年の団体での全日本インカレ出場・七大戦優勝を目指して練習を頑張ってください。一卒部生として応援しています。