七大戦個人レポ

部報2003年夏号に掲載されたものです。

文責 鮫島 知哉

 今年の七大戦は名古屋大学の主管ということで、名古屋市の露橋スポーツセンター(ナゴヤ球場の近く)で行われました。今回は名古屋まで18きっぷでこられた方も多くお疲れモードが漂っておりました。とくに1年生は午前4時品川発の電車に乗るため、その近くで夜を過ごしてがんばっていたとか。
個人のとき僕は鞍馬の補助役員をしていたために鞍馬以外はあまり見ることができませんでした。例によってビデオがありませんでしたので、構成は自己申告という形になっております。



鈴木:ロンバク宙 前宙〜ハンド 前宙 脚上挙 バク転支持臥ロンダート〜側宙 ロンバク宙
佐藤:ロンバク宙 ハンド 前宙 とび倒立 前転 前宙 Y字バランス ロンバク宙
与那嶺:ロンバク宙 転回 前宙(尻もち) とび倒立 開脚伸肘倒立 前宙(尻もち)ロンバク宙
穴沢:ハンド前宙一回ひねり ロンバクスワン一回ひねり バランス→側宙→後転倒立半分ひねり前転→その場とび一回ひねり 前宙 ロンバクスワン
高乗:ロンバク宙 ハンド前宙 下向き転向→左右開脚座〜伸肘倒立 側転 ロンバク Y字バランス ロンバク宙


今年は床の初心者がいなかったため、みんな体操っぽい動きをしていました。僕の1年のころとは大違いです。というより、ハンド宙やってたり、側宙やってたりと普通に僕よりうまかったです。僕の代わりに団体に出てもらいたいくらいでした。


鞍馬
鈴木:4つ足×2→正交差×2
佐藤:四つ足×2→正交差×2→逆交差×2
与那嶺:4つ足×2
穴沢:正交差ひねり→正交差×2→逆交差
高乗:旋回→横移動↓→正交差ひねり逆交差入れ→正交差→逆交差→旋回→リヤ↓→馬端転向下向きおり


鞍馬は補助役員をしていたのですが、演技が終わると同時に採点が終了してしまうという採点の速さにはびっくりしてしまいました。また、1、2回の落下は無視してしまうという採点のいいかげんさも気になりました。あと、高乗くんの旋回をやたらとほめていました。


吊り輪
鈴木:けあがり→脚前挙→十字懸垂→背面水平→伸身宙おり
佐藤:ディスロー→逆上がり(足掛け)→脚前挙→逆上がり(足掛け)→脚前挙→ディスロー→抱え込み宙おり
与那嶺:逆上がり(足掛け)→脚前挙→十字を経過して懸垂→クーゲル連続→ディスロー→伸身宙おり
穴沢:ディスロー→クーゲル→後ろふりあがり→脚前挙→クーゲル→ディスロー→抱え込み宙おり
高乗:ディスロー→ケキ→クーゲル→後ろふりあがり開脚前挙支持→十字懸垂→クーゲル→後ろふりあがり→脚前挙→ディスロー→伸身宙半ひねりおり(尻もち)


初心者の方も振動系の技が入っておりなかなかいい構成になっていたと思います。もっと力技を強化するといいと思います。


跳馬
鈴木:転回とび
佐藤:転回とび
与那嶺:転回とび(あらぬ方向へ…)
穴沢:転回とび
高乗:転回とびひねり


この競技も床と同じで初心者はいないらしく、どなたも転回を飛んでいらっしゃいました。いいかんじですね。この調子で、ひねりや2回宙へ進んでいってください。


平行棒
鈴木:けあがり→{脚前挙→前ふりあがり→カット}×2→下り
佐藤:けあがり→脚前挙→伸肘倒立×→脚前挙→(アームにおろして)前ふりあがり→下り
与那嶺:けあがり腕支持→後ろふり上がり→脚前挙→開脚伸肘倒立→脚前挙→開脚伸肘倒立(棒に乗る)→下り
穴沢:けあがり→脚前挙→スイング倒立→(アームにおろして)前ふりあがり→脚前挙
高乗:けあがり→前ロール→後ろふりあがり→脚前挙→前ふりあがり→倒立→移行→ピンコ→アームカット→前ふりあがり→(W)→後宙おり


この種目はなかなか技がそろわないので大変そうでした。初心者の方はダフルスイングを抑えるだけでも、もっと点数が出ると思いますよ。僕はケガ以来この種目の技数が減りました。ピンコなどの基本技ができなくなったということは内緒です。


鉄棒
鈴木:けあがり→短振けあがり→後ろ回り→前回り→グライダーおり
佐藤:けあがり→後ろ回り→前回り→け上がり→グライダーおり
与那嶺:けあがり→逆上がり→けあがり→グライダーおり
穴沢:けあがり→順車×2↓→逆車×2→(振り出しから)抱え込み宙おり
高乗:けあがり→逆車→移行→順車〜抱え込み2回宙おり


この種目はやっぱり車輪ができるまでのハードルが結構あるので大変そうでした。ちなみに作者はこの種目はただでさえ高所恐怖症な上に、宙おりでバーにぶつかってみたり、移行がぶれすぎて支柱にぶつかりそうになってみたりと散々な目に合わされております。だから嫌いです。


皆さん長旅の疲れが出てらっしゃる方もおりましたがいい演技をしていたと思います。僕の演技はというと、骨折で3ヶ月ほどまともな練習をしていなかったことと、骨折の後遺症で肘を伸ばすと痛みが走ってしまうことなどのため、去年の三校戦からあまり成長していないような気がしました。



最後に感想を書いてくださった方々の感想文を載せて終わりにしたいと思います。

与那嶺: 穴沢:


戻る