しもつき杯レポ

部報2003年冬号に掲載されたものです。


第20回しもつき杯
文責:鮫島 知哉


 今年のしもつき杯は明治大学主管で東京都立大学にて行われました。

女子
女子は松本さんのみ参加です。演技構成は以下の通りです。

段違い平行棒
逆上がり→前回り→後ろ回り→抱え込み宙下り

平均台
縦波動バランス→大ジャンプ→抱え込みとび→足あげバランス→横波動バランス→後転→360度ターン→側転おり


浮足90度の一回転ターン→ロンダート開脚ジャンプ→後方ブリッジ→抱え込みとび1回ひねり→転回→側転→後方ブリッジ→両足踏み切り転回→2回転ターン→2回転ターン→大ジャンプ→大ジャンプ→シェネ→側転→猫とび1回ひねり→前転→しゃちほこから逆ローリング(?)

跳馬
転回とび/転回とび

男子
男子は団体メンバーは高乗くん、古城くん、鮫島、梁田くん、個人では佐藤くんが出場しました。
演技構成は以下の通りです。

跳馬

 鮫島:転回とび
 古城:転回とびひねり
 高乗:転回とびひねり(即座に後転・つまり着地失敗)
 梁田:転回とび
 佐藤:転回とび

踏み切りが合わずひざが思いっきり曲がって着地も1、2歩。まあ無難にとべれば僕はそれで満足です。みなさんほとんど転回ですね。今度の試合ではツカハラやダブルなどもっといろんなとび方が見られるようになると面白いですね。

平行棒
古城:け上がりカット倒立→前ふりカット→脚前挙→ピンコ→アームカット→伸肘倒立→前ふりカット→脚前挙→前ロール→後ろ振りあがりカット→下り
鮫島:け上がりカット倒立(足でけるな)→前ふりカット→ピンコ→後ろふり上がり倒立(上がらず失敗)→脚前挙→前ロール→アームカット(バーにのるな)→前ふり上がり→プレス倒立(あがったが止まらず)→おり
高乗:け上がりカット→前ふりあがり→前ロール→アームカット→前ふりあがり→倒立→移行→ピンコ→前ふりあがり→(ダブルスイング)→倒立→(ダブルスイング)→後宙半ひねりおり
梁田:けあがりカット倒立→前ふりカット倒立→移行→ピンコ→後ろふりあがり倒立→ ツイスト(腕支持)→前ふりあがり→前ロール→アームカット→プレス倒立→(ダブルスイング)→屈伸前宙おり
佐藤:け上がり→脚前挙→開脚伸肘倒立→脚前挙→スイング倒立→(アームにおとして)前振り上がり→下り


どうもカットで足が引っかかってしまいますね。これはよろしくない。まあみんな引っかかっているのですが…。あとはどうしても棒の長さが足りなくなってしまうので向きを変えるわざと下り技が欲しいところです。

鉄棒
鮫島:逆手け上がり〜逆車→移行→順車→(ダブルスイング数回から)抱え込み宙おり
古城:大ふりだし→翻転→順車→逆車→移行→グライダー下り
高乗:け上がり 逆車→移行→順車〜後方抱え込み2(+1/4)回宙返りおり
梁田:上向きとびこし懸垂→けあがり→振り出し倒立とび両手同時逆手もちかえ→逆車→移行→順車→ツイスト→逆車→移行→順車→フットサークル〜グライダーおり
佐藤:け上がり→車輪×2→け上がり→グライダー下り

鉄棒はとりあえずできるだけ停止を無くそうという意識で演技しました。やっぱり下り技前のダブルスイングが痛いです。車輪宙は必須ですね。と、いいつつまたこいつのせいで怪我しました。しかもプロテのせいで…。はぁ…。でもとび越しをやってみたいなどという無謀なことも考えてしまってます。


古城:ロン伸身宙→前宙→半捻り正面支持臥→開脚前挙支持から伸腕屈伸力倒立→移行、ロン猫宙→前宙→正面支持臥→ロン伸身宙
鮫島:ロンバク宙→ハンド前宙→脚上挙→閉脚伸肘倒立(小さく4、5歩?)→(前方踏みきりから)側宙→その場とび1回半ひねり→ロンバク宙
高乗:ロン宙→ハンド前宙→下向き転向360°→伸肘倒立→ロンダート側宙→Y字バランス→ロン宙
梁田:ロンダート→テンポ宙返り→抱え込み宙返り
ハンド前宙→伏臥
閉脚旋回→前後開脚座→左右開脚座から伸肘倒立
ロンバク伸身宙返り
佐藤:ロンバク宙→前宙×2→バク宙支持臥→十字倒立(失敗)→ロン側宙→Y字バランス→ロンバク宙

やっぱりフロアーはいいですね。ロンバク宙がどんなに横にぶれても思い切ってできます。他の人に比べて点数が1点近く違うのはやはり宙返りが低い、さばきが汚いなどいろいろな要因が考えられますね。あと、無理して特別要求、難度をとりに行くより自分のできる技をしっかりとやることですか。今年の一年生は床が上手ですね。

あん馬
古城:旋回→トラムロー→逆交差→旋回→トラムロー→とび交差→馬端旋回→リア→とび交差→旋回→倒立おり
鮫島:(サイドから)リア→正交差×2→正交差ひねり逆交差入れ→とび交差ひねり→(センターにもどって)旋回→横移動→馬端旋回(停止して伸肘)倒立おり
高乗:旋回→横移動↓→正交差ひねり逆交差入れ×2→正交差→逆交差→リア↓→下向きおり
梁田:旋回→トラムロー→伏臥→正交差ひねり逆交差いれ×2→とび交差×2→旋回→横移動→馬端旋回→下向きおり
佐藤:リア→四ツ足→逆交差×2→四ツ足→正交差×2→正面横移動?→下り

とりあえず落下がなかったのがよかったのか、自分としてはなかなかいい点数が出ていましたね。やっと旋回主体の構成になってきて個人的には満足です。あとは下り技ですね。それにしても旋回ってしんどいですね。十周回すだけでも床の通しと同じくらい疲れます。


つり輪
古城:背面水平→後ろ振りあがり→脚前挙→伸腕屈伸力倒立→十字→け上がり→脚前挙→十字→ディスロー→伸身宙返り半ひねりおり
高乗:ディスロー→ケキ→クーゲル→後ろふりあがり開脚前挙→クーゲル→後ろふりあがり開脚前挙→ディスロー→伸身後宙半ひねりおり
鮫島:後ろふり上がり十字→引き上げ脚前挙→ディスロー→前ふり上がり脚前挙→屈腕屈身力倒立(止まらず)→脚前挙→十字懸垂→後ろふり上がり脚前挙→十字懸垂→ディスロー→(伸身のはずが思わず抱え込んで)半ひねりおり
梁田:ディスロー連続→屈腕翻転倒立→脚前挙→クーゲル→後ろふりあがり脚前挙→屈腕屈伸力倒立→脚前挙→十字懸垂→ディスロー→伸身宙返り半ひねりおり
佐藤:ディスロー→足掛け逆上がり→脚前挙→十字懸垂→クーゲル×2→ディスロー→伸身宙返り半ひねりおり

つり輪はみなさん結構難度がそろってますね。よく見ると高乗くんの構成には力技がまったく入ってません。試合のときは気づきませんでした。
わたくしはというと、とりあえずインチキ十字で難度をかせいでしまっていますね。はやくちゃんとした十字がしたいです。あとは2回宙?

ということで梁田くんが総合6位、鞍馬6位という好成績を収めみごと表彰状をもらっていました。僕も去年はつり輪で入賞していたのですが、今年はできなくて残念でした。また精進していきたいと思います。

試合が終わって…
試合が終わったあと、打ち上げが橋本駅の談談で行われました。
平野くん、滝沢くん、鈴木くんは器具運搬のため廣瀬くんのトラックに乗ることになり打ち上げには参加できませんでした。かわりに僕が乗ってもよかったんですけど…。
飲み会ではいつものとおりYNDくんはあばれていました。知っている人だろうが知らない人であろうがかまわず絡みに行っていたそうです。風のうわさではとうとう女性にまで抱きついてしまったようです。
その後、2次会に残った人は都立大学の合宿所にとまることになりました。意外と今年は1年生が残ってました。(去年のことは知らないんですけど。)今年の1年生はよくがんばる子が多いと思います。
翌日また例のごとく記憶が飛んでしまっているのかとYNDくんに聞いたのですが、本人いわく記憶は残っているそうです。記憶があるのにどうして理性で抑制できないのだろうかと僕は疑問に思いました。


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